1週間経ったのでネタばらし。
前回の小話でもお話した続編「守り人」ですが、
支部でもこっそり宣伝してみました。気がついた方おられるんでしょうかね、これ。
ゴシップストーンを変なところにおいてみたり、
文面がいきなりおかしな改行をしたとこあたり私なりのヒントだったのですが…。
ですがかなり時間かけて描くつもりなので、
これぐらいこっそりの方がいいような気もします。
気づいてなかったら気づいてなかったで良い。
どうでもいいですが「守り人」は「もりびと」と読みます。
「森人」とかけてるつもりです。
ちなみに「守り人」はミド視点がメインになる予定です。どうぞ気長にお待ちください。
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2015/02/21
裏話
表に上げた漫画の反省会を裏でやる。今回も同様です(笑)
表ページのみならず裏ページまで見ていただき、本当にありがとうございます。
ここで裏ブログらしい小話。実はこの話、まだ続きがあります。
というのも、そもそもこの話はミドの救済をするために描き始めたのに
救済されてないじゃん、ということにアナログ原画を書いてる最中に気づきました←
ということで、コキリ組考察漫画 完結編「守り人」制作予定です。
ですが今はまだ小説としてネームにしただけなので、
今後はコマ割りや内容の変更など、しっかり熟していくつもりです。
今回の「待ち人」「旅人」ともにネームを起こしてから形にするのに
1年以上かかっているので、
「守り人」もまたそれくらい時間をかけて作るつもりです。
なのでみなさんが忘れた頃にあげることになるでしょう←
かなり時間がかかるのでまったりと忘れていただけると嬉しいです。
最後になりましたが、裏の方まで読んでいただき、ありがとうございました。
2015/02/13
裏話
改めてミドを観察してみると、独占欲や名誉欲が強い傾向にあるように考えられます。
7年前のミドは偉ぶることによって自身の権威や威厳を保っています。
自分より地位の高いデクの樹サマを自ら護衛したり、
サリアから引き受けた草かりやミドの家の掃除を子分にさせたり、
妖精を連れてない「半人前」を受け入れないのはそういうことです。
しかしリンクが旅立つことを皮切りに、
デクの樹様は亡くなり、サリアは集落から離れ、リンクは森を出て行ったため
良い意味でも悪い意味でも強い思いを抱いていた3人がミドのそばからいなくなります。
理想(名誉欲)と現実の食い違い、好きな子が嫌いな子を庇い続ける歯がゆさ、
何もできずにいる己の非力さを嘆くこともあったと想像できますが、
7年後、サリアの気持ちをキチンと受け止めそれをあれほど嫌っていたはずのリンクに
伝える約束をするほど彼は多くの葛藤を繰り返し思いつめてきたのだと思いました。
ミドがサリアに思いを伝えたかどうかはわかりませんが、
彼は自分の思いを誰かに伝えれるほど、成長したような、弱ったような、
そんな7年を過ごしてきたように思えてきます。
彼のその後の運命を辿ってみると、失ってしまった大切な3人との思い出(痕跡)が
唯一残っている故郷も、ハイラルと共に海の底に沈んでしまいます。
私利私欲のために横暴な振る舞いをした恥じらい、
理想と現実との食い違いにより味わう非力さ、
伝えたい思いを伝えることのできない歯がゆさ、
滅んでしまった、唯一残されていた大切な思い出が詰まった故郷。
彼がいつまで生きていたのかはわかりませんが、
彼の思いがそのまま海の底に沈んでしまったようで…。それがやはり悲しいです。
2015/02/11
時のオカリナ
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リンクとミドの泣きシーンは、
ネームをおこしてる時からボロボロ泣きながら描いてました(笑)
アナログ原画を書いてる時も涙が止まらず、ティッシュとバスタオルさんには
大変お世話になりました。
ティッシュとバスタオルの他にも、描き慣れないポーズを書くために
妹に協力してもらったり、くゆぅさんに見ていただいたり
今回もたくさんの方に助けていただきました。
裏ブログでいうのもなんですが、本当にありがとうございました。
おかげ大満足の仕上がりになりました。
2015/02/10
裏話
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ミドと言う男の子は、
デクの樹サマのために護衛をしても呼んでもらえず
サリアのために動いても振り向いてくれず
喧嘩別れしたリンクに罪悪感を抱き待ち続けても会えることなく
(同胞(コキリ族)として待ってるため)
そのままハイラルと共に故郷が滅びるという運命を辿っています。
彼は彼が望む理想に向けて一生懸命働きかけているのに
何一つ努力が報われてないんです。
リンクが子供ながらにハイラルを救う宿命を背負い、
役目を果たしても勇者としての辛さや苦悩を
ほとんどのハイラルの人々に気づかれずに終わるならば、
ミドはどれだけ頑張っても成果が出ず非力と後悔に蝕まれ
リンクやサリアたちがいた大切な思い出の場所が滅び
その辛さをほとんどのプレイヤーに気づかれずに
終わっているように思えてきます。もう泣けよ!
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追記>>>以前表でお話した桃太郎から社会で上手く生きるために必要なのが「力・知恵・勇気・忠誠」であるというのならば、ミドはやはり「勇気」が足りなかったんだろうなぁと思いました。彼なりに努力はしているものの、デクの樹サマの護衛は恐らく必要なかっただろうし、サリアへのアピールは部下たちを動かしていて、本人が直接働きかけてはいないです。
彼の努力は彼の主観的なものからなるもので、言ってしまえばやはり自己満足になってしまうのかなぁと。それではやはり報われない現実になってしまいますね…。だからこそ彼は己の非力を嘆くことになるのでしょうが。ミドとサリアが二人で話しているところを見たことがない中、7年後、ミドがサリアのために直接働きかけたこと、サリアがミドについて一切語っていないところなど考えると、2人の間で何かあったのではないかと思われます。サリアがミドの気持ちに気づいたとか。この2人はこの2人で、複雑な心境をお互いが乗り越えたのではないかと考え直しました。…大人だなぁ。
2015/02/07
裏話