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2024/12/04

小話04



―――――――――――――――――――――

ミドと言う男の子は、
デクの樹サマのために護衛をしても呼んでもらえず
サリアのために動いても振り向いてくれず
喧嘩別れしたリンクに罪悪感を抱き待ち続けても会えることなく
(同胞(コキリ族)として待ってるため)
そのままハイラルと共に故郷が滅びるという運命を辿っています。
彼は彼が望む理想に向けて一生懸命働きかけているのに
何一つ努力が報われてないんです。
リンクが子供ながらにハイラルを救う宿命を背負い、
役目を果たしても勇者としての辛さや苦悩を
ほとんどのハイラルの人々に気づかれずに終わるならば、
ミドはどれだけ頑張っても成果が出ず非力と後悔に蝕まれ
リンクやサリアたちがいた大切な思い出の場所が滅び
その辛さをほとんどのプレイヤーに気づかれずに
終わっているように思えてきます。もう泣けよ!

―――――――――――――――――――――
追記>>>
以前表でお話した桃太郎から社会で上手く生きるために必要なのが
「力・知恵・勇気・忠誠」であるというのならば、
ミドはやはり「勇気」が足りなかったんだろうなぁと思いました。
彼なりに努力はしているものの、デクの樹サマの護衛は恐らく必要なかっただろうし、
サリアへのアピールは部下たちを動かしていて、本人が直接働きかけてはいないです。
彼の努力は彼の主観的なものからなるもので、言ってしまえばやはり自己満足になってしまうのかなぁと。

それではやはり報われない現実になってしまいますね…。
だからこそ彼は己の非力を嘆くことになるのでしょうが。

ミドとサリアが二人で話しているところを見たことがない中、
7年後、ミドがサリアのために直接働きかけたこと、
サリアがミドについて一切語っていないところなど考えると、
2人の間で何かあったのではないかと思われます。サリアがミドの気持ちに気づいたとか。
この2人はこの2人で、複雑な心境をお互いが乗り越えたのではないかと考え直しました。
…大人だなぁ。

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2015/02/07 裏話

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