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リンク「時のオカリナのゲルド族について考察する」
http://blog.livedoor.jp/maisoku-111/archives/43167565.html
見てる人は見てるんだなぁと。上の記事を拝見して目から鱗でした。
炎の神殿と闇の神殿が弾圧のために設けられた施設の一部であることは有名な話で、
宗教的な火種による戦争があったことはなんとなくわかってたのですが、
ゲルド族がなぜ男性がいないのかについては全く考えてなくて…。
読み進める内になるほど…!首を縦にぶんぶん振ってました(笑)
リンクが大工の息子たちを助け終えたとき、ゲルド族の女性が
「ガノンドロフ以外の男なんてみんな役立たずだと思ってた」と言っているのも
今ならわかるような気がする。
そもそもこの時代は色んな種族が手を取り合ってーという
任天堂らしい要素が少し欠けているように思えます。
コキリ族もデクの樹によって外部の人間の侵入を遮断していたし、
ゴロン族にしてもゾーラ族にしても、会いに行きづらい場所に集落があったし。
今の時代はグローバル化が進み、特に日本は島国なので
種族の違いによる弾圧や戦争がいまいちピンと来ないような気もします。
有名な話はいくつか知っているけど、世界での話でそこまでシビアに捉えにくかったり。
そう思うとこの時代はかなり人と人がピリピリしてたような気もします。
そして私が言いたいのは最後の台詞
「異なる宗教、異文化は争いの火種になりかねる」
そうなんだよ!そうなんですよ!!私が言いたいのはそこなんですよ!!!
この時代には「種族の違いなんて関係ない 」と
簡単に言えない時代だったんだと思うんですよ!
だからこそミドは大人になったリンクがわからなかったし、
リンクは自分のことを打ち明けにくかったと思うのですよ!
仲違いだったふたりがようやく打ち解けそうなのに、
種族の違いって言うだけで心のすれ違いが起こってしまう、
それがミドとリンクの切ない所なのですよ!!(もちつけ)
ミドがリンクのことをあっさり見破りサリアとの約束を伝え、
種族の違いを息をするように受け入れるのは
ふたりにとって幸せなことかもしれないですがね…。
力とはそもそもなんだろう、とふと考えたとき、
生物が生きるために必要な生命力を「力」というのかなぁと答えを出しました。
世の中の多くの生物は弱肉強食の世界で生きているし、
時代を遡ると武力行使があり戦争もまた国々の力で勝負する。
勝った方が生きる、負けたほうが死ぬ、最もシンプルでわかりやすい形です。
力のトライフォースがガノンの手に渡ったということは、
それだけ彼が生命力に溢れている者なのだろうなぁと思いました。
それなのに何十回も何百年も封印されたらたまったもんじゃないだろうな。
風のタクトでガノンドロフが
「ワシの国では風が死を運んできた」
「ハイラルは違うものを運んでくる」
「ワシはこの風が欲しかったかもしれぬ」
と切なげに呟いているのも、生命力溢れる彼からすれば
死の風は虚しさと歯がゆさでたまらないのでしょうね…。
あの時やけに哀愁溢れているなぁと感じましたが、
「人間」として生きたことで何らかの情緒が生まれたか…。
そういえば、ガノンのことを色々考えていると
どことなくIbのメアリーに持っているものが似ているなぁと思ったのは
やはり私だけでしょうかね…(笑)
闇&炎の神殿、井戸においてはネットでも話題になっているように
かなり密接な繋がりがあるように思えますが、
ということは罪人を管理してきたのはゴロン族、
罪人に拷問を行ってきたのはシーカー族、ということになるのでしょうかね…。
ゴロン族もシーカー族も、ハイラルの大地が生まれる前から
存在していた種族ですし、何らかの協定関係が結ばれててもおかしくないのですが。
シーカー族に対しては「ハイラル王家を影から支えてきた」という経歴を、
「王家が公に晒すことができないことをシーカー族が担ってきた」と
解釈することもできなくはないですからね。
個人的に今でも謎なのがラウルのことです。
何故光の神殿でトライフォースを見守る必要性があったのか。
それも王家の人間が。
そもそも時の神殿からマスターソードを抜かないと手に入れることのできないものですし、
それだけセキュリティがしっかりしているのであれば
彼が人知れずの神殿に閉じこもっていなくても良かったのではと思うのです。
ということは逆に、それだけ万全の体制であっても
彼が神殿に閉じ込められる理由があるとも言えるのですが…。
「閉じ込められる」と言うと何か悪いことをしたように思えますが、
もし悪いことをしたとすると逆にトライフォースから遠ざけるのが自然なので、
自ら閉じこもった、と考えるのがやはり自然でしょうかね。