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「守り人」に関するネタバレを話しているうちに
少し話しておいたほうがいいような気がしてきたので、
唐突ですが久しぶりに古の勇者について。
トワリンの人生って時オカリンクの理想そのものなんじゃないかと思いました。
トアル村で子供たちに囲まれて剣術を教える姿は、
コキリ族の一族として生きることができなかったリンクにとってまるで夢のような光景だろうし、
その他にも時オカリンクは
幼馴染のサリアと再会をしてもゆっくり話すこともできなず、
自身の功績がなかったことになり、
旅のパートナーと唐突で不本意な別れをし、
ガノンドロフを封印することはできたが倒すことはできず、
旅を終えても帰る場所がなかった わけですが、
一方でトワリンは
イリアと再会を果たせ、
自分の活躍が城下町の人の耳にも届き、
黄昏では一応別れとして幕を下ろせてるし、
ガノンドロフを倒し、
旅を終えて故郷に帰ることができた わけです。
トワリンの冒険自体が時オカリンクが叶えることができなかったことを
全てといっていいほど成し遂げている…!
うわぁ、これはもう…時オカリンクの視点で考えると居たたまれない…。
さぞかし羨ましかっただろうなぁ…っ
これは何らかの形で作品にしたい…!
一段落着いたので、またラウルや古の勇者に関する考察を進めるべく
ハイラルヒストリアを覗いていたのですが、
古の勇者がリンクに対して「息子よ」と発言していたことに驚きを隠せませんでした。
以前の日記にも明記したように「古の勇者=青沼英二さんの投影」という記事を
どこかで見たときにすごく感動したのが強かったからです。
なんたってまさに「生みの親」でしたから。
青沼さんの愛情をすごく感じた瞬間であっただけに、後付け設定で変更が起きたときは
何かと違和感を覚えたものです。
とはいえハイラルヒストリアによると「先祖である時の勇者の亡霊から奥義を教わる」と
書かれてるぐらいなので「古の勇者=時の勇者」はほぼ確実になったと思われます。
個人的には「血の繋がりのない、赤の他人説」派だったのですが
(今までの作品に勇者どうしの繋がりがほとんどなかった &100年の時間を埋めることができなかった などが原因です)
(今思えば、大地の汽笛勇者は風のタクト勇者の子孫だったな)
ハイラルヒストリアに「時の勇者の子孫リンク」と書かれていたため
彼らに血縁関係はある、ということなのでしょう。
ということは、時の勇者は三部の作品に登場したわけであって
それはそれで公式さんの「時の勇者の一生を描いている」辺りに愛情を感じてます。
生まれから終わりまでが唯一公式にあげられているのも珍しいですね。
光の勇者が時の勇者が血縁関係にあるならば、もっとも自然なのは爺と孫説です。
威厳に満ちた爺さんと、ちょっとお調子者の孫が勇者としての使命を果たすべく剣を交える…。
そ れ は そ れ で お い し い で は な い か … ! (くわっ)
実際にゲームでは「我が子よ」で「息子よ」とは発言してないんですよね。
もうここら辺はファンの想像を膨らませるためのものか、青沼さん自身の思い入れだと思ってます。
青沼さんがハイラルヒストリアの編集にどこまで携わったかわからないので、
もしかしたらスタッフの方が「息子」という言葉に変えたのかもしれませんが…。真偽は定かではないですね。
親子説は、ゼルダの伝説ってあまり「親」が出てこない分色々考えさせられておいしいです。
あと古の勇者がイリアのこととか見て、幼馴染だったサリアを思い出しながら
光の勇者に「あの子を大切にしろよ…」とか言ってたらもうたまりませんね!(笑)
光の勇者は光の勇者で、最後の最後に「我が子よ」と言われて「え?」ってなったあと
必死こいて彼を探すけどもう会えなくて「なんだよそれ」とものすごく葛藤してたら良い←
ああ…、そう思うと親子説も爺と孫説もいいなぁ…!妄想広がる(笑)
古の勇者は鎧や盾などにハイラルを思わせる紋章をつけてないところ、
ハイラルから遠ざかった場所で最後を迎えたのかもしれません。
ですが、「鎧に葉がついていたこと」「古の勇者が骸骨姿」であるところ、
もしかしたら迷いの森に入り込んだのではないでしょうか。
トワイライトではコキリの森の名残がすっかり消えてしまってますが、
コキリの森の特徴として
「森に迷い込んだ外部の者は、子供はスタルキッド、大人はスタルフォスになる」
というものがある以上、可能性としては有り得るわけです。
ですがリンクは森に入っても平気だったわけですが、
森に入ってもしばらくは大丈夫であるということをマロンが実証してくれてるので(笑)
数日間は大丈夫だと考えられます。
また森は色んなところに繋がっており、
それこそ異世界とも言えるタルミナにさえ繋がったのだから
古の勇者がいる異空間にも繋がることは有り得たはずです。
あとはなぜ「スタルフォス」になってしまったのか。
子供時代はデクの樹様の加護が、大人はトライフォースの加護があり、
新たに生まれてきたデクの樹様(わかりにくいのでデクの樹ジュニアっていいます(笑))の
加護を受けてなかったか、
薬みたいなものでしばらくは大丈夫だったが大人になるにつれて消えてしまったか。
一番しっくりくるのはあの「コキリっぽい服」が森の中で生き残れる
唯一の条件みたいなものだった、という仮説です。
リンクが最初から最後まで身につけていたもので、言うならば"森のもの"になります。
トワイライトでは鎧を着ていたので、リンクは"森のもの"を身につけてなかったため、
「外部の者」として扱われたのかもしれませんね。
うん、この説が今のとこ一番しっくりくる。
※ネタバレを含んだ考察になります。ご注意ください。
――――――――――――――――――
トワイライトには古の勇者が登場しますが、
ここ最近までは「古の勇者=リンクの父親」という考えにはなりませんでした。
理由はわりとはっきりしていて、
ディレクターを務められた青沼英二さんがインタビューの際、
「いや、あれ俺の投影なんだよね」
と答えていたことを知ったからです(笑)
今では後付けで「古の勇者=時の勇者」となってますが、
この地点でトワイライトと時オカの地理が同じものになるのかと思うと、
色々と疑問に思うわけです。
風のタクトではハイラル滅んでるのにデクの樹様存在するのに、
トワイライトではハイラル滅んでないのにデクの樹様いないという謎。
そういえば、スカイウォードでフィローネの森とそっくりな地形を見つけたときは感動しました。
話を元に戻しますが、古の勇者が時の勇者の成り果てだというのならば、
なぜ彼がそうなったのか、というお話です。
トワイライトと時のオカリナは世界観などに結構な違いがありますが、
古の勇者と同じような境遇の人が1人います。
光の賢者、ラウルです。
また、トワイライトの世界は賢者でなく光の精霊が地方を守っていますが、
リンクが7年前に戻りガノンの征服を阻止したことで賢者として使命を果たす機会がなくなり、
ガノンの封印を見守る必要がなくなったとするならば、
ハイラルの各地に存在する神殿を見守る役として
光の精霊はラウルが生みだした可能性が有り得るわけです。
また、ラウルと古の勇者との共通点として
一定の異空間に存在し、外の世界に姿を現す時には動物の姿になっています。
ということは、「光の賢者=古の勇者」になるというのかと考えますが、
古の勇者は別に賢者のようにな力を持っているわけではなく、
完全な「力」を与えたわけではなさそうです。
あくまでも現世に姿を現すための化身、それも条件付きなものを
与えたのかなーと考えています。
時の勇者があまりにも惨めに思えた、あるいは自分と似ている"何か"を感じたか。
後付け設定のわりに考察が進んで自分でも驚いてます(笑)